3月の市民ガイド研修(2)

市民ガイド新入生

2010年03月30日 17:11

研修の様子を撮っていますので、雰囲気だけですが、御紹介。

勝連城跡の案内所にて。説明して下さっているのが、バスガイドの崎原さん。


勝連城跡を臨む場所で。


勝連城跡の中にある、「玉ノミウヂ御嶽」
沖縄では、石や水源、自然に直結するもの、自然のシンボルがそのまま神さま。自然信仰が基本です。


勝連城跡から見えるホワイトビーチ(現米軍基地)。
普天間基地の移設先として名前のあがっている所です。
このきれいな海を埋め立てられることに生理的な嫌悪感を感じるのは、沖縄が自然信仰を基本としてきたことにも由来するのかもしれません。


バスの中では、崎原さん演じるオバーが琉球から沖縄の歴史を迫真の演技で語ってくれました。
お話にぐいぐい引き込まれ、涙する人も続出するすごさでした。


バスガイドさんからの提案「紙芝居で伝説や昔話を説明すると分かりやすくていいですよ」
お手本として、白銀堂の逸話の紙芝居をしてくださいました。


今回の目的のひとつに、南部にはない「米軍基地」のガイドを聞くというものがあり、嘉数高台から普天間基地を見下ろしてきました。
こうして見ると、普天間基地は住宅街の中に浮かぶコンクリートの島のようですね。


このほか、座喜味城跡も見てきました。護佐丸が築城したとされているグスクです。
戦後、日本復帰まで米軍の管理下にあったがために開発の手をまぬがれたとも言われています。


糸満の具志川城跡も、もとはといえばこんな雰囲気のグスクだったのでしょうか。

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